こんにちは、みみパパです♪
もう少しで新年度ですね。進学や就職など新しい環境を迎える人も多いと思います。
かくいう私も、3月いっぱいで今の仕事を辞め(というか、すでに有休消化中ですが…)、4月からは新しい仕事を始めることになりました。
そして、仕事が新しくなることに伴い引っ越しもしたので、これからしばらく大型犬と引っ越しというテーマで記事を書いていこうと思います。
まず今回は「大型犬と長距離移動する方法」について、私の実例を基に紹介します。
私たちは、九州は長崎県から、東北の岩手県へ引っ越しをすることになりました。
この引っ越しが決まってからの私たちの悩みは「みみをどう連れていくか」という点でした。
最初に考えたのは空路(飛行機)、そして次に思いついたのは陸路(車・電車・新幹線)でしたが、最終的に選んだのは海路(フェリー)+車でした。
それぞれの移動手段について、私たちが感じたメリット・デメリットを紹介します。
犬と飛行機
JALやANAなど航空会社各社では、犬を乗せることが可能です。
飛行機の魅力はなんといっても移動時間が短いこと。
九州→東北間であれば2時間程度で到着します。
移動時間が短ければ、わんちゃんへの負担も少ないのでは?
そう考えて調べてみたのですが、選択肢から排除することになりました。
飛行機を使う最大のデメリットは、わんちゃんが飛行機に乗っている間の環境です。
わんちゃんを飛行機に乗せる際は「貨物」として航空会社に預けることになります。
もちろん各航空会社が発表しているように、貨物室であっても温度や湿度は客室と同程度に調整はされています。
ペットをお預かりする貨物室内は客室内と同じ温度・湿度となるよう空調管理を行っております。
JAL公式HPより
とはいえ、一度乗ってしまうとわんちゃんの様子を見にいくことはできませんし、わんちゃんも全く知らない環境かつ騒音の中で過ごさなければいけません。
たった数時間のこととはいえ、みみにそれだけのストレスを与えるのは避けたい、それが私たちの選択でした。
犬と車
続いて考えたのはオール陸路での移動です。
車のメリットは、なんといっても飼い主がそばにいるという安心感でしょう。
わんちゃんの体調を気遣いながら、こまめに休憩をとれば負担は少ないと思います。
実際、みみは車にも乗り慣れているのでその点は安心材料でした。
しかし、長崎県→岩手県となると1,700kmを超える大移動。どんなに急いでも3日はかかります。
みみの心配ももちろんですが、運転をする私(みみパパ)の負担が大きすぎます。
また、その間の宿泊施設を探すのも骨が折れることが予想され、ほかに方法がないかと考えました。
犬と電車あるいは新幹線
私(みみパパ)には、JRで働いている友人がいます。
どうにか電車や新幹線で運ぶことはできないのかなと思い、相談してみました。
結果から言うと「電車で大型犬を運ぶことはできない」という回答でした。
JRではペットを運ぶ際の注意事項として以下のとおり掲げられています。
小犬・猫等の小動物を車内にお持ち込みになる場合は、動物専用のケース(タテ・ヨコ・高さの合計が120cm以内でかつ、ケースと合わせた重量が10㎏以内のもの)に収納していただき、ご乗車になる駅の改札口などでお見せのうえ、手回り品きっぷ(290円)をお求めください。
JR東日本公式HPより
ケース合わせた重量が10kg以内はどう頑張っても無理だ
電車や新幹線を使うことができれば、かなりラクだったのに~と落胆していたところ、友人からこんなアドバイスが。
フェリーを調べてみたらどう?最近は犬と一緒に乗れたりするらしいよ!
結局、彼のアドバイスが大当たり。私たちはフェリーで移動することを決めることになったのです。
犬とフェリー
友人からのアドバイスを受け、フェリーについて調べてみました。
すると、フェリーは電車や新幹線に比べると制限が少なく、みみを連れて乗れそうだということがわかりました。
日本全国、色々な地点の発着便があるのですが、私たちが注目したのは「東京九州フェリー」です。
東京九州フェリーは、新門司(福岡県)と横須賀(神奈川県)を結び、「はまゆう」と「それいゆ」の2隻の船で運航されています。
みみママの実家が北九州市に近いため新門司のアクセスが良いということ、また、横須賀までフェリーで行くことができれば、岩手までは600km程度(それでも600kmですが…)で、なんとか1日の運転で済みそうな点が決め手でした。
また、東京九州フェリーは2021年7月に就航開始したばかりで、設備が綺麗な点も大きなポイントです。
ただし、新門司から横須賀で21時間程度(深夜0時頃に出航、次の日の21時頃に到着)かかる点は、デメリットとも言えるかもしれません。
私たちの場合は、みみと船旅をゆったり楽しみたかったので時間がかかることは気になりませんでした。
基本料金は大人ひとり片道12,000円~18,000円で、時期によって変わります。
ペットを連れる場合には、上記の基本料金にオプション料金が加わります。
ぺットの同伴方法は2種類あるのでそれぞれ紹介します。
ペットルーム(預ける)
1つは、ペットルームという場所に預ける方法。
ペットルームは、ペットホテルのような感じで、飼い主が様子を見に来ることが可能です。
ペットルームを使用する際は、ペットが預け荷物として換算されます。
料金は6,000円~7,200円で、時期によって変わります。
ウィズペット(一緒に泊まる)
もう1つは、ウィズペットという部屋で、一緒に泊まる方法。
こちらはペットと一緒に部屋で過ごすことができます。
ケージが付属していますが、部屋の中であればケージの外に出すことも可能です。
料金は32,000円~38,400円で、時期によって変わります。
せっかくの機会なので私たちはウィズペットを利用することにしました。
ウィズペットは2部屋しかないので、使いたい場合は早めに予約をしておくと良いかもしれません。
ウィズペットルームの利用規約には、一緒に泊まれるわんちゃんは「体重20kg以下」とされています。みみはラブラドールとしては小柄でぴったり20kgでしたが、念のため事前に確認を取りました。もし体重がギリギリ…と思う人は事前に確認を取ることをおすすめします。なお、ウィズペット(一緒に泊まる)ではなくペットルーム(預ける)であれば特に体重制限はないと思われます。
まとめ~探せば見つかる!ベストな移動方法~
というわけで今回は、わんちゃんと長距離移動をする際の交通手段について、私たちの実例を基に紹介してみました。
詳細は次回以降の記事にまとめる予定ですが、フェリーはとても快適で素晴らしい体験ができました。
もし長距離移動の手段に悩んでいる、という場合には検討してみてはいかがでしょうか。
引っ越しじゃなくて旅行の移動手段としてフェリーを使うのもオススメです!
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