こんにちは😊 みみママです♪
みみを我が家に迎え入れて2年が経ちましたが、実は長らく悩まされてきた病気があります。
それは、膀胱炎です😭
膀胱炎って一度かかるとクセになるって言いますよね😅
何を隠そう、実はみみママも、みみを迎え入れる前まで一年に一度はかかっていた常習犯だったので、膀胱炎のツラさが人一倍(犬一倍?)分かるんです。
幸いみみの膀胱炎は完治した、というふうに言えるまでになりました。
今回は、私たちが今まで長らく悩まされてきたみみの膀胱炎についてまとめてみようと思います。
膀胱炎の原因や治療法はさまざまです。
自己判断で行動すると命に関わることでもあるので、必ず信頼のおける獣医さんに相談し吟味して決めてください。
初めての膀胱炎(生後7ヶ月)
みみが初めて膀胱炎にかかったのは、避妊手術を受けて、抜糸も完了した一週間後。
みみが生後7ヶ月のときです。
その日の午前中、日頃とは違うタイミングでオシッコをしているな、と思ってトイレシートを確認したら、濃い黄色のオシッコの中にドロっとした赤い血の塊が😱
膀胱炎経験者のみみママは、すぐ膀胱炎だと確信しました。
それから数時間、明らかな頻尿が続き。
膀胱炎は、症状が出てから段々と悪くなる、というより、もう最初からつらいんです💦
症状が出たのが朝の早い時間帯だったので、その日の午前中の診療時間内に動物病院に連れていくことができました。
実は避妊手術後の経過は良好だったのですが、傷口の治りが悪く、出血してしまったりで、エリザベスカラーの装着も一週間延長されてしまい、ストレスも多かったのかもしれません。
動物病院の院長先生いわく、季節の変わり目や、猛暑、気象現象などの気圧の変化によって免疫が落ちている時に、膀胱炎になりやすい傾向があるそうです。
消炎剤と抗生物質を処方してもらい、症状はお薬を飲んですぐ改善しました💦
基本的なことですが、処方されたお薬は獣医さんの指導通り最後までしっかり飲み切りましょう💡
再発、再発…(生後8ヶ月〜9ヶ月)
膀胱炎はクセになるという言葉の通り、みみの膀胱炎は思ったよりも早く再発してしまいました。
それは最初の膀胱炎から1ヶ月後。
避妊手術の傷口もしっかり治ってきて、手術のために剃ったお腹の毛も少しずつ生え揃ってきた頃でした。
夏真っ盛りで人間も夏バテ気味ではあったので、みみも初めての夏にバテてるのかなと思いました。
膀胱炎の原因は様々なので一概に言えませんが、
みみちゃんは泌尿器系が体質的に弱いのかもしれませんね💦
と言われてしまい😂
繰り返すようなら精密な検査が必要かもしれない、と言われたのですが、案の定その1ヶ月後にまたしても再発💦
ここから膀胱炎の原因を探す旅が始まりました😭
原因は何??(生後10ヶ月)
ここまで膀胱炎を繰り返すとなると、一般的な対症療法だけではなく、根本的な原因を探す必要が出てきます。
一般的な対症療法は「消炎剤」で膀胱内の炎症を抑え、「抗生剤」で膀胱内の細菌を殺すことです。
日頃水分は充分に摂取できていることから、今回、可能性として挙げられたのは食事。
犬のオシッコは本来弱酸性らしいのですが、それをアルカリ性にしてしまう物を食べていないか、ということです。
アルカリ性になると、目に見えないぐらい小さい結晶ができてしまい、それが膀胱内を傷つけて、炎症を起こしてしまいます。
ジャーキーなどの高タンパクなおやつを日常的に食べているわんちゃんの中には、膀胱炎になってしまう子がいるそうなのですが、みみはおやつを基本的に食べません。
ただ疑惑をして浮上したのが、生後6ヶ月ごろからみみのおもちゃに加わった鹿の角です。
一日10分〜15分程度嗜む程度でも、当初は30cm近くあった鹿角も、2、3ヶ月で半分以下の長さに。
つまり、カルシウムや髄を継続的に食べていることになるので、鹿角禁止令が出ました💦
そもそも人間にとって硬すぎるものは、犬の歯にとって決して良いものではないので、膀胱炎の有無に関わらず与えない方が良い、というのが院長先生のご意見なので、大人しく従うことにしました😂
この時点で、利尿作用があるほか、尿をアルカリ性から酸性にするサプリも処方してもらい、様子見となりました。
オシッコを持っていきましょう〜採尿方法〜
膀胱炎の原因をはっきりさせるために欠かせないのが、検尿です。
顕微鏡検査をすることで、どのような細菌や結晶が尿にあるか、また、抗生物質などの薬がどれだけ効いているかを知ることができます。
初めての膀胱炎のときは、気が動転していたこともあり、トイレシートの血尿の写真をスマホで撮って、それを先生に見せたのですが、2回目以降は検尿ができるようにオシッコを持参しました。
トイレシートの上でおしっこができるわんちゃんの場合は、トイレシートを裏表反対にして敷いておくことによって、おしっこが吸収されずにオシッコが採取できます。
ただ、みみは生後8ヶ月ごろぐらいから家でオシッコをしなくなり、お散歩の時にしかしなくなりました💦
試行錯誤の末、編み出したのが、おしっこをするポーズをとった直後に平なお皿を下に滑り込ませる方法です😅
膀胱炎を繰り返す子には、動物病院からスポイトのようなものがセットになった検尿キットをもらえるので、それを利用するとさらにいいでしょう💡
慢性的な膀胱炎〜尿の精密検査〜(生後11ヶ月)
新しく処方してもらった膀胱炎のサプリも虚しく、抗生物質を2週間飲み終えた3日後に再発💦
この時点で最初の発症から3ヶ月。
膀胱炎が慢性化してしまっているということで、専門の研究所に検体を送って、尿の精密な検査をするよう獣医さんに勧められました。
それまで2種類の抗生物質を使っていましたが、大量繁殖してしまった細菌を効果的に滅菌でていない可能性があるからです。
一時的に抗生物質によって細菌が減り、症状が治っても、またすぐ増殖してしまっている可能性があります。
検査内容は、採取した尿の細菌を培養してその種類を特定し、その後、どの薬が効果的に効くか、また耐性菌の有無を検査します。
細菌の種類の数にもよりますが、検査の結果が出るのに2〜3週間かかりました。
幸い耐性菌の検出はナシ😌
つまり、どの抗生物質を飲んでも、しっかり菌を殺すことができるということです。
薬が効いているということは、再発した場合、菌が残っていたわけではなく、外部から侵入してきた、ということになります👀
合計6週間という長い期間、同じ抗生物質を飲み続けて、完治することを祈りました😭
季節は変わり、寒暖差などによるストレスで体調を崩して、免疫が下がると再発する可能性が高いと言われたので、ビクビクしていたのですが…
薬を飲み終わって数日、またしても再発…😭
療法食に切り替え、完治❣️(生後12ヶ月)
獣医さんには割と早い段階で、
膀胱炎との戦いは長丁場になる可能性がありますね…
と言われていましたが、まさかこんなに長く苦しめられるとは正直思っていませんでした。
ですが、半年ほど続いた膀胱炎との戦いも、ようやく終わりました😂
最後の手段として、膀胱炎治療用の療法食に切り替えたからです🐶
動物病院で処方されたのはロイヤルカナンさんのユリナリーS/O。
膀胱炎になりやすい冬の間だけでも療法食を検討してみては?
という獣医さんのアドバイスで、膀胱炎になりやすいわんちゃん向けのドッグフードに切り替えました。
それまでのドッグフードより若干高価ではあるのですが、普通のドッグフードとサプリメントを合わせたお値段と比べるたら、まぁどっこいどっこいです😅
この療法食ドッグフードは、尿のPHを調整し、ストルバイト結石やシュウ酸カルシウム結石が原因の膀胱炎を防ぎます。
こちらに切り替えて、みみが自主的に水を飲む量が明らかに増え、またおしっこの量も増えました。
塩分が比較的高いことや、水を飲む量が増えることによって、肝臓など内臓への負担は増えるので、シニア犬にはオススメしないそうなのですが、まだ若いということもあって、継続して購入しています。
このドッグフードに切り替えてから、あんなに苦しめられた膀胱炎の症状は一切見られず、元気にしているので本当に良かったです😂
膀胱炎卒業〜現在
そんなわけで、生後7ヶ月から1歳になるまで、ずーっと苦しめられていた膀胱炎から無事卒業しました😭
もちろん成犬になって、免疫力が十分ついたということもあるのかもしれません。
療法食のドッグフードに切り替えて、膀胱炎の再発もなく、こんなに動物病院に行かなかったことはない、というぐらい膀胱炎とは無縁の平和な日々が続いています😊
(その後、膀胱炎とは関係がない負傷で動物病院のお世話になりましたが😅)
まとめ
今回の騒動を通して改めて大事だと思ったのは、日頃から獣医さんとの信頼関係を築いておくことです。
みみの膀胱炎は、原因がはっきりせず、なかなか気持ちよく完治!とはいきませんでした。
先の見えない治療を続けていくと、どうしても医療費もかさみますし、「この治療法で本当に大丈夫なのかな」と不安になります。
でも「この先生なら大丈夫、ちゃんと親身になって治療に当たってくれる」と信じられれば、結果的にわんちゃんがツラいめに合わずにすみます。
動物病院にかからなくても大丈夫なぐらい病気知らずであるに越したことはありませんが、非常事態に信頼できる獣医さんがいることは心強いですよね😌
今回は、半年に及ぶ膀胱炎との戦いをまとめてみました😅
膀胱炎で苦しむわんちゃんや家族の参考に少しでもなれば嬉しいです。
膀胱炎の原因や治療法はさまざまです。
自己判断で行動すると命に関わることでもあるので、必ず信頼のおける獣医さんに相談し吟味して決めてください。
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